多分書庫

飽きるまで読書感想文書きます

本屋の新井

 

 

 

 

 

読んだ。私が読んだのは文庫本になったものなのだけれど、これは文庫版のリンクなのだろうか…?
面白かった。読書好きの間では有名な方なのか、芥川賞直木賞よりも時には売れる新井賞というものを作った人らしい。私はこの人のことも新井賞のことも今日本屋さんでこの本を見つけるまで知らなかった。逆張り天邪鬼人間なのでそういうものかも知れない。
面白かった。もっと本を紹介するエッセイかと思っていたけれど、そうではなく書店員のあれこれの中にぼちぼちと小説のタイトルが混ざっている感じ。本屋さんってこうなってるのか…、など何度も書店員を夢見つつも諦めた人間には有難い一冊。
一個一個のトピックは本当に短く、二、三ページほど。スラスラ読めるし、何度か声を出して笑った。

とても面白いので本が好きな人にもそうでない人にも読んで欲しいなあと思う。