多分書庫

飽きるまで読書感想文書きます

横道世之介

 

 

 

 

 

横道世之介 (文春文庫)

横道世之介 (文春文庫)

 

読んだ。はぁーーーッッこれは間違いなく傑作。最高だよ。超青春小説。

大学進学のために上京した世之介と、東京で出会う色んな人どの日々とその人たちの人生。

 

これを読んでいると

砂漠 (実業之日本社文庫)

砂漠 (実業之日本社文庫)

 

が読みたくなった。砂漠も間違いなく傑作の青春小説。人生で一度は読んだ方がいい。

伊坂幸太郎の砂漠に思いを馳せていると、今度は森見登美彦の小説が読みたくなってくるので面白い。夜は短し歩けよ乙女とかもやっぱり傑作青春小説だと思う。森見作品は素晴らしいよ。

 

このブログネタバレしか書いてないから今更忠告するまでもないけど、以下ネタバレ。

まさか世之介が亡くなっているとは思わなかった。世之介が亡くなった理由の部分、実話なんだね。韓国人と救出を試みて亡くなったことを知りつつキムくんとの出会いを読むのは胸がキュッとなった。

ああ、この子と助けようとして間に合わなかったんだなと。

お嬢様とはどんな理由で喧嘩して別れたんだろう?まさかお嬢がアフリカで国連職員として働くとは。

 

 

とにかく面白かった。やっぱ青春小説は最高だーーーッッ