そして二人だけになった
横道世之介
読んだ。はぁーーーッッこれは間違いなく傑作。最高だよ。超青春小説。
大学進学のために上京した世之介と、東京で出会う色んな人どの日々とその人たちの人生。
これを読んでいると
が読みたくなった。砂漠も間違いなく傑作の青春小説。人生で一度は読んだ方がいい。
伊坂幸太郎の砂漠に思いを馳せていると、今度は森見登美彦の小説が読みたくなってくるので面白い。夜は短し歩けよ乙女とかもやっぱり傑作青春小説だと思う。森見作品は素晴らしいよ。
このブログネタバレしか書いてないから今更忠告するまでもないけど、以下ネタバレ。
まさか世之介が亡くなっているとは思わなかった。世之介が亡くなった理由の部分、実話なんだね。韓国人と救出を試みて亡くなったことを知りつつキムくんとの出会いを読むのは胸がキュッとなった。
ああ、この子と助けようとして間に合わなかったんだなと。
お嬢様とはどんな理由で喧嘩して別れたんだろう?まさかお嬢がアフリカで国連職員として働くとは。
とにかく面白かった。やっぱ青春小説は最高だーーーッッ
呪術廻戦15
読んだ。
何をいえばいいか分からない。というか理解していない。
野薔薇ちゃん………???嘘だよね………??という記憶しかない。
友達に言われて気づいたけど、夏油(偽)が虎杖くんに我ながらって言ったところがは…?ってなった。夏油は虎杖くん…?え?何?父?産んだの?生み出したの?夏油が虎杖くんを!?
多分そのうち本誌派になるでしょう。某漫画が連載再開してた時だけ本誌派だった。
さよならの言い方なんて知らない。5
読み終わった。
いい。すごくよかった。まさか香屋が冬間に作られた存在だったとは…。だから香屋は冬間のヒーローで憧れで美しさだったんだなあ。
河野さんのサクラダリセットと階段島が合わさった感じ、というか。河野さんの文章の綺麗さとストーリーテラーとしての構成力のうまさが掛け合わさって架見崎シリーズは本当にすごい作品になっていると思う。
架見崎の真実とヘビの投入、今までの四冊は壮大なプロローグだったのかもしれない。これからどうなっていくんだろうっていう期待とか、そもそも敵だと思っていたものは何だったんだという放心みたいな気持ちがすごい。
なんというか、本当に良くて面白さと文章の丁寧さが同時にやってくる感じ。たまらなくて、本を読んでいてよかった~ってすごく思う。
何気に月生が一番好きなので、死んだのかと思ったときはこっちも死にそうになった。というか銀縁が死んじゃったよ…。なんでぇ…。
月生が電車にある人が乗っているのではと信じ、ホームで電車を待つのがきゅってなった。自身がプログラミングされた存在であることを知りながら、たとえ死んだとしても電車がやってくるならそれでいいと思う月生。
自分が生きている世界が誰かが実験を行うために作り、誰かが自分たちの動きをずっと見ているんじゃないかとかそういう想像をするのが結構好きで定期的にするんだけど作られた存在の死生観とか生き死にって作った側からしたらどうでもいいことなんですよね。
ただの数値で作られたものが生きようが死のうが知ったこっちゃない、みたいな。それがパンという存在で。
ゼロ番目のイドラという単語を最近どこかで読んだよな、と思ったらサクラダリセットだ。サクラダの三冊目を最近読み返して、その時にケイが春埼にいったロボットの原則?のゼロ番目だ。単語としては多分違うけど、意味としては同じ感じだったと思う。
サクラダリセットもめちゃくちゃ好き。相馬菫という少女について何度も考えるし、ケイと春埼の関係性とか、この三人の関係性とか、咲良田という街についてとか。
河野さん勝手に三角関係好きだな、とか思ってる。主人公が一人の少女を崇拝し、その主人公を愛するけどその愛情は届かない少女の関係性めっちゃ好きだから何回読んでも刺さる。届かない深い愛情が好き。架見崎もそうなるんだと思ってた。
次回作が早く読みたいなあ…。
20210227
とりあえず始めてみる。飽き性極りけりなので飽きたら辞める。半年続くといいな。
朝イチで買ってきた。